眠り、別れ、

眠り、別れ、
3/16 今日、実家で飼っていた犬が永眠しました。17,18歳くらいでしょうか。最近はまともに歩けず、食べても吐き、正月に帰ってから、次に帰省する5月まではもう持たない、と覚悟していました。しかし、実際に訃報をきいたとき、情けなくも涙が止まりませんでした。私が子どもの頃から一緒に育って来たので兄妹のようなものでしょう。
私は今でもありありと思い出せます。彼女の毛並みの感触、頭も、体も、脚も、シッポも、すべての感触がこの手に残っています。散歩のときの手を引く強さも、抱きかかえた時の重さや、体温、嫌がる素振りや噛み付かれた事ですら、何もかも思い起こせます。もちろん多く面倒を見てくれていた両親たちの心に空いた穴は私には計り知れませんが、私も胸に空虚を感じざるを得ません。しかしそれ以上に、ありがとう、さようなら、お元気で。どうか。放っておくと、いつ事故にあってもおかしくないような暴れん坊でしたが、最後は静かに眠りについたなら。お疲れさまでした。またいつか、会いましょう。
多くの知人友人らから励ましのメッセージを頂きました。本当に、ありがとうございました。