お正月あたりのフィルム

年末年始のあたりに撮っていた、OM-1につめていたフィルムLomography Color Negative 400の現像が先日あがってきた。実家では家族や犬を撮っていたので、あまりアップできるものがない。帰省から戻って来てから、尾山神社へ参拝する。正月あたりは行列が凄かったらしいが、3日ともなれば上の写真程度(最後尾)となる。

それでも人は多いので、参拝後は皆左右に分かれて側面の階段から退出する。

 

こちらは実家の方で参拝した神社。毎年ここへ来る。

一応露出計を見ながら適正かオーバー気味に撮っていたはずが、全体的にアンダー気味であった。上の写真はましな方。うーん。電池がもう切れかかっているか、露出計自体があまり正確ではないか…。OM-1は結構露出計をオフにし忘れることが多いので、電池の残量が少ない可能性はある。少ないからアンダー気味に出てしま…いや、露出計自体はオーバー気味に動いていたなら電池ではないか。計器の問題か。

山茶花。最近図書館で椿と山茶花の本を借りて読んだので、前ほど両者を取り違えて言うことに対する怯えはなくなった。散り方は前から知っていたけど、そのほかの特徴について知ることでだいぶ安心した。そもそも今の時期咲いているのはほぼ山茶花だ。山茶花は冷え込みに対して開花し、その冷え込みから気温が上がってくると椿が開花する。私はどちらも好きだが、やはり椿が好きだ。早く暖かくなってほしい。

この線路を進んでゆけば京都の方へ行くだろう。

金柑か? 割と実が大きい。

アンダー気味なのは置いておいて、前にminolta SR505に同じフィルムを詰めて撮った。あの上がりと雰囲気はやはり似ている。緑色の出方が特にそう思う。他の人の作例を見て、もっとスキっとした先入観があったのだけど、もっとオーバーに撮るとああいう感じになるんだろか。Lomo400はX-TRA400と値段はそう変わらないので、また使ってみよう。今度は意識的にオーバーに…。

OM-1のフィルム2本目はフジ業100

OLYMPUS OM-1の現像があがってきたのが11/26。胃腸炎からようやく回復しつつある頃だったか。上がった写真を見ていても、危なげなく安定して撮れている。露出も大体イメージ通りと言っていいので、露出計は狂っていないと思われる。

犀川沿いを散歩していたとき、OM-1とPEN Sを使っていて、PEN Sの記念撮影をした。たまたま自転車が通りかかって、私がカメラを撮っているのを不思議に思われたのか、こちらを見ながら過ぎていった。ちょっと背景との差がなくてわかりづらい写真になってしまったかもしれない。

それより少し前、金沢城あたりを撮っていた時だ。SR505の一本目を撮っていたのだが、フィルム一本撮り終えてカバンの中のOM-1と選手交代。天気も良くて芝生が気持ちいい。SR505を横たえて記念撮影。

 

秋から冬に変わっていく空を感じる。しかし今のところ寒くなったり急に暑くなったりと、とても正常な冬とは言えない気候に思える。

 

G.ZUIKO AUTO-W 35mm F2.8を購入してすぐの試し撮りで適当に撮った1枚。多分5.6とか8くらいだったと思うが、アスファルトやブロックの質感がざらりとリアル以上のものを感じ、やはり気に入った。まだOM-1で35mmはほとんど使えていないので、これから楽しんで行きたい。

これはG.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4、写真散歩していたときに神社の柵格子に落ちる紅葉の影がまた紅く、思わず撮った。しかし自分の写真にしては珍しく、一応モチーフを考えて撮った1枚だった。だから印象に残っている。だからといっていいねがより沢山つくわけではないのだが。右の空間が冗長だったか。

多分一人の方が集中して撮れるのだろう、とは思うが、誰かとフォトウォークとやらをしてみたい気持ちも捨てきれぬ。かといって知らない人とコミュニケーションとるのは得意ではないし、ないものねだりで終わる。カメラの声をもっと慎重に聴くべきか。被写体もか。

 

ウィルス性胃腸炎と35mm F2.8


OLYMPUS OM-1 + G.ZUIKO AUTO-W 35mm F2.8

OM-1用のレンズは50mmF1.4のみだったが、G.ZUIKO AUTO-W 35mmF2.8が増えた。描写が楽しみだ。文明堂さんにて購入。Dfでも50mmと35mmは多用する焦点距離なので、OM-1のためにも揃えてあげられて嬉しい。

本日から遡って数日前より、ウィルス性胃腸炎にて寝込んでいた。またである。前回は2017年4月12日と日記にはある。前は知らずに食事をとってひどい目に遭ったので、今回は(症状の落ち着いた今となっては)賢く過ごせたと思う。しかしひどい時の丸二日間ほど、昼も夜もずっと「痛い!」「熱い!」「寒い!!」「苦しい!」「痛い!」「寒い!」の波状攻撃&同時攻撃で呻き、喚き続けていた。しかしどうしようもないのだ。祝日で医者も休みだったので翌朝まで我慢せざるを得ず、全身どこもかしこも痛くて眠れもしないのでとにかく自分の意識をぶった切ってしまいたかった。大仰な話ではあるけれど、死んだら楽になれるのにとまで思っていた。私は痛みへの耐性が極めて低いのだ。しかし今回の寒気(悪寒)はひどかった。ただ、咳やのどの痛みはほとんどなかったように思う。しかし胃腸が悪いせいで何も食べられない。冷たいものも固いものも油ものも食物繊維も…お湯で薄めたポカリを舐めていた。

翌朝仕事は休ませてもらい、病院へ行き薬をもらって又丸一日寝ていた。翌日から少しずつやわらかい食事などをとれるようになり、翌々日である今日は煮物や鶏肉などを食べられるようになった。ただしお腹に入れると激痛が走るのはきつい。明日から仕事に復帰なので、弁当などをどうしようか思案している。

過去の胃腸炎になった頃を調べるのに、Twitterのログをキーワードで検索し、その状況や心情については手書きの日記の該当の日付を読んだ。Twitterを索引のように使っている。

 


Nikon Df + Ai AF Nikkor 35mm F2D

寝込む前に少しモノクロ散歩スナップをしつつドラッグストアなどに葛根湯などを買いに行っていた。しかし歩いていてもどんどん寒気が増すばかりで、どうもおかしいなあと帰宅したら動く体力はなくなっていたのだった。


Nikon Df + Ai AF Nikkor 35mm F2D

紅葉を背に、白黒の猫がいた。しかし撮影モードはモノクロだった。

OLYMPUS OM-1

OLYMPUS OM-1

昨日10/29に新しくOLYMPUN OM-1MDをお迎えしてしまった。最近仕事で凹むことも多くて情緒不安定なのもあるが、それを発散するのに写真を撮る、カメラ関係の買い物をする、という行為に走ってしまい、ここ数か月の出費がえらいことになっている。薄給なので我慢せねばとは思うのだが、あとひとつお迎えしておきたいカメラもある(きりがないが)。

さておき、OM-1はここ暫くの間、オークションで探したり、キタムラ等で探すなど手に入れるべく気にはしていた機種である。しかしプリズム腐食が有名なもので、その対処をしたものは2万を超えるものが多いらしく、ちょっと予算オーバーだなあと考えていた。

いつもお世話になっているカメラ屋さんのひとつ「写真の文明堂」さんにこちらのシルバーのOM-1MDがあったので、先日やはりその見目の麗しさとシャッターの感覚(音)に我慢できなくなり、取り置きをお願いした。オークションは安いのはいいが、町の写真屋さんがどんどん減っていっている現状においては、できる限りそういったところにお金を落としたい思いが強い。お金には限りがあるけれど…。あとお世話になっているお店そのものを信頼しているというのもある。

OM-1のことが頭をちらついて気もそぞろであったので、昨日休みの朝にすぐにそちらの店舗に飛んで行って購入した。レンズもG.ZUIKO AUTO-S 50mmF1.4を合わせて購入。F1.7だったか1.8だったかと迷ったが、明るいレンズを後から欲しくなる気がしたので、少し値段が高くなるが1.4を選んだ。レンズフィルタ、革ストラップ、露出計用の電池、フィルムFUJIFILMのC200を購入。それなりの値段になってしまった。本体は相場より安く、理由はプリズム腐食やモルト腐食などの現状渡しであることかららしい。プリズム腐食は覗いた時に「うぉっこれが噂の」と思ったが、うつりそのものには関係ないのでよしとした。どうしても気になるようならまた修理に出そうと思う。モルトは自分で張替えしてみて、試し撮りの結果を待つことにする。試し撮りなのだから24枚撮りを詰めるべきだった。

 

OLYMPUS OM-1

珈琲までいただいてしばらく話に付き合っていただいたが、お店の方もお仕事があるのでカメラを仕舞って帰宅。帰宅後1時間半ほどかけて、腐食したモルトを除去してフェルトを貼っていく。各所のホコリや汚れを清掃し、磨く。綺麗になっていくカメラを見ていると、その造形美と相まってなんとも嬉しい気持ちになってくるのだった。オリンパスのロゴのOの部分の塗装が少し剥げているのをなんとかしたいが、下手に手を出すと汚くなりそうでそのままだ。ホットシューを外したら、その下の金属腐食がなかなかすごかった。こういうのはある程度拭いたりしてはみたものの、がびがびのザラザラ状態は除去できず。何とかする方法はあるのだろうか。ホットシューを付けておけば目隠しになるのでまた元に戻した。

 

OLYMPUS OM-1

革のボディケースなんかもネットを見ていると欲しくなるが、今回の買い物金額に近いくらいの値段がする。洋服を買うようなものか。いやしばらくは我慢である。実はもう一台押さえていただいているカメラがあるのだ。次はminoltaである。買う時期は少し様子を見る必要があるが。