今年もあと残りわずかとなりました。
皆様、今年はいかがでしたか？
辛いご時世ではありますが、アマヤギ堂は皆さんに支えられ
また来年に繋げていきたいご縁も沢山産まれた、そんな一年でした。
ご期待に添えなかった事、喜んで頂けたこと
真摯に受け止め、また励みとさせて頂き、更なるよいものを創り出せるよう精進していきたいと思います。
先日、 山田写真製版様にて行われたYPP受賞作品説明会に参加して参りました。
印刷、製版、商品そのものが「作品」の領域に達している数々
具体的な行程や、工夫、またセンスそのものが感嘆すべきものでありました。
ポスター、本など、作る機会があればぜひお力をお借り出来れば……と考えております。
そうそう、絵そのものの複製画についても実績を拝見させて頂いたのですが
原画と見比べても、ぱっと見た限りでは見分けがつかないクオリティなのです！
アマヤギ堂の絵が欲しいけれど、原画はさすがに手が出ない。でも
複製画なら何とか……という方、いらっしゃればぜひご相談ください。
こんな景気でもありますので
印刷物や娯楽品に掛けられる手間やお金も限られると思います。
「手間暇掛かったものを作るとコストが掛かるので無理」ということが良く言われますが
本当にそうでしょうか？
安いものをその場凌ぎで作って、短命で終わり、話題性も何も残らない。
そのほうがよほど勿体ないのではないでしょうか。
もちろん、本当に手間暇の掛かりすぎるものを作るのは難しいとしても
ちょっと一手間、を怠っている。そんなものが多い気がいたします。
美しいものを作り出して行く情熱は持ち続けていきたいです。
先月行われた京都での「或るグラフィック展」お越し頂いた方、ありがとうございました！
商業デザイン用の絵だと、どうしても大作になりにくいので
今回の作品はアマヤギドウの絵にしては大きかったので楽しかったです。
やはり多少なりとも大きさが無いと見栄えがしないものであると改めて思いました。
屏風やふすま絵などもこれから手がけたいなあと考えております。