そして、
真田虫を口の中で噛み切っては飲み、
噛み切っては飲み、
噛み切っては飲み、
全部飲み込むと何も無かったようにお見合いを続けて、
立派にその縁談をまとめあげたそうです。その席で叔母さんに逆虫が起こっていたことなど、
誰も気がつきませんでした。
こうしてその後叔母さんは幸福になりましたが、
生涯、2度とうどんは食べなかったそうです。