雨宝院

雨宝院

金沢は犀川大橋に近くある、雨宝院。先日暑いけれども写真は撮りたく思い、ふらふらと野町方面まで歩いていった。途中犀川大橋を渡ったところの雨宝院で少し日陰を求むる。門前にいらっしゃるお地蔵さんらも頭巾がなくては暑かろうと思う。

暗渠(GRD)

近くの水路を覗き込み写真を撮るが、ガードレールが灼けてひどく熱い。DfとGRD両方で撮り比べてみたが、Dfの方を開放1.4で撮っていたので比較には向かず。暗渠入り口の石のアーチが美しいなと思つた次第。

10年前の瞬発力を取り戻したい、などと思ふやうになるとは、当時は思つてもゐなかった。そのあたりの心情をうまく言葉で整へることができず、何度も同じやうなことを言ふため、愚痴のやうになってしまふのが、聞いてもらつてゐる相手には申し訳ない。

自分の心と呼応した絵を写真として撮りたいという思い、自分の中の音を文字という形で書き起こしたいという思い、その両方が私の原動力であるには間違いない。ということを、最近やっと整理をつけられたところであって、さてそれを実際に作っていけるかどうかは私次第である。暑さと重さが肩にかかる。

8月に小松でグループ展があり、それに参加するので、作品作りを進めているところ。この夏、果たして人は来るのだろうか。来てほしい。