2006.1.9 2016/11/082016/11/08 薄明写真・過去発掘 散歩しながら寫眞でも撮らうと思って、家の近くを歩いてみた。途中で雪が強くなり、私は屋根の下でそれが弱まるのを待った。芯からじんと冷えてくる。どこからともなく白黒の猫が近寄ってきた。人懐こいやうで、私に忙しなく擦り寄ってくる。なき聲をあげてゐるうちに、また別の猫が現れ、まもなくまた別の猫がやってくる。私は知らないうちに猫が集まる場所にゐたのだらうか。白っぽい猫(彼女はやけに人を値踏みするやうな目をしてゐるやうに思えた。)、片目の見えない猫、酷く警戒心の強い猫(よく爪を研いでゐた)。 共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連